栄養素の豊富な寒しじみに関して

栄養素の豊富な寒しじみに関して

しじみは二枚貝異歯亜(いしあ)綱シジミ科に分類される小さな二枚貝のことで、日本にはもともとセタシジミヤマトシジミ、マシジミの3種類が生息していましたが、近年外来種のタイワンシジミが繁殖し、勢いを増しています。
日本での漁の99%はヤマトシジミだそうです。
スーパーで売られているのはほとんどがこのヤマトシジミでしょう。

貝掘りに行く機会があったら、最近増えてきているタイワンシジミに出会う事もあるかもしれません。
名前の由来は、小さいので「縮み」が「しじみ」になったと言われています。
1年を通していつでも食べられるので「四時美」と書かれたりもします。

一番美味しい旬はいつなのかご存知でしょうか?採れる産地によって多少差がありますが、1月?2月の寒い時期と、8月の産卵の時期が美味しいと言われています。
1月?2月の寒さに耐える為のエネルギーを蓄えた貝のことを「寒しじみ」とよび、夏の産卵期のしじみを「土用のしじみ」とよびます。
旬が年に2回もあるんですね。

秋に深く砂に潜った貝は、栄養をたっぷり蓄えて冬の寒さに備えます。
そして厳冬の1月?2月、冷たい水に洗われて身が引き締まり旨味が凝縮した貝のことを特に「寒しじみ」の名前で呼びます。
姿は小降りですが、旨味成分のオルニチンやコハク酸が増えているのでとてもいい出汁がでます。

オルニチン、タウリン、ビタミンB群、カルシウム、鉄分、亜鉛などの栄養素を豊富に含んでいるので、疲労回復や美肌効果、若返り効果がある食材として注目されています。
昔から代謝と解毒を促す薬膳の食材として利用されてきました。
貝類の中でも特に味が良いと言われていますが、旨味成分コハク酸が日本人の味覚に合っているのだそうです。

しかも温度の低下とともにこのコハク酸は増えるのですから、「寒しじみ」が美味しいわけです。
旬のしじみは栄養たっぷりで人間の体にもうれしい食材です。
冬場の精力増強、夏場の疲労回復に旬のしじみをたっぷりいただきましょう。

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