しじみとあさりの違いって?

食卓にのぼる機会の多い貝といえば、やはりあさりとしじみです。
比較的安価で購入でき、年中流通しています。
調理法も味噌汁や酒蒸しなど、日本の食卓にぴったりです。

あさりとしじみの大きな違いはと聞かれたら、普通の人は大きさ、もしくは殻の模様など外見上の違いを答えると思います。
しかし栄養面などからみると、あさりとしじみの大きな違いはそこではありません。
生息地に違いがあるのです。

あさりは潮干狩りなどでもおなじみ、海に生息している二枚貝です。
つまり海の生き物ということです。
ではしじみはどこに住んでいると思いますか。
しじみは基本的には淡水に住む生き物です。
沼や湖で生息し、ある程度の塩分にも耐えるので、加工に海水が混じり込む汽水の場所でも採ることができます。

川の魚と海の魚の味わいが大きく違うように、あさりとしじみにも味の違いが出てきます。
あさりにはタウリンという成分がたくさん含まれ、しじみにはオルニチンという成分が多く含まれます。
タウリンはどちらかというと肉食に近い旨味を出し、疲労回復や体力増強に即効性があります。
オルニチンはミネラル分が多く、アンチエイジングや体の内面を強化させる力を持っています。
特にこのオルニチンをたくさん含んでいる食物は貴重なので、しじみからオルニチンを抽出した健康食品がたくさん世に出回っているのです。

あさりとしじみ、どちらもすばらしい身近な食材ですが、両方の違いを理解すると食の世界の知識や栄養面への理解がより広がり、さらにおいしく感じることができます。

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