しじみと肝臓の病気

二日酔いになったら、しじみ汁が良いという話を聞いたことはありますか?

しじみに含まれるオルニチンは、肝臓で活発に働くアミノ酸のことで、疲れた肝臓を回復させる効果があります。
通常オルニチンは口から入って肝臓にたどり着き、尿素回路とよばれるアンモニアを処理する働きがあります。
オルニチンは、エネルギー生産をスムーズにするために、なくてはならない存在です。

二日酔いで肝臓が悪くなっている時にしじみ汁が良いといいますが、肝炎や肝硬変などの肝臓の病気を持っている方は注意が必要です。
このような病気を患っている方になぜしじみがよくないのかというと、しじみには鉄分が豊富に入っているからです。
肝炎や肝硬変の方は、鉄分を摂ることで肝臓を悪くしてしまいます。
しじみを摂ると、鉄分が体内に行き渡り、体の各細胞へ酸素を運びます。
その後、二酸化炭素を排出します。
この時に余った鉄分が問題となります。
余分な鉄分は肝臓に蓄積し、血液中へと過剰な鉄分を流れ出し、それによって体が酸化していきます。
体が酸化をすると活性酵素が発生し、細胞内のミトコンドリア数を減らしていきます。
ミトコンドリアが減少してしまうと、免疫が落ちてしまい、病気に罹りやすくなったり、風邪をひきやすくなってしまいます。

このようなことになるため、肝炎や肝硬変の病気を患っている方は、しじみを過剰に摂取しないことが大切です。
肝臓疾患をお持ちの方は、鉄分を過剰に摂らないように気を付けましょう。

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